非AFTなHDDを今更ですが買ってみました。
ご存じの通り、現在HDDは1TBや2TBといった大容量の製品が一万円を切る値段で買えたりしてコンピュータユーザーにはウハウハな状況ですが、実はXPユーザーには罠があります。
現在出回っているHDDの多くは「AFT」(正確にはBigSectorと呼ばれる)という規格でフォーマットされており、このAFTでフォーマットされたHDDをXPでそのまま使うとパフォーマンスが低下するといった現象が発生します。
Windows VistaやWindows 7などはAFTに正式に対応しており、こういったパフォーマンスの低下は無いようですが、残念ながら私はAFTに正式対応したOSを使っておりませんので、今更ですが非AFTのHDDを買ってみました。
なお、AFTで物理フォーマットされたHDDでもジャンパピンを設定したり専用のツールで再アライメントを行うことによりAFT非対応なOSでもパフォーマンスを落とすことなく利用できるそうです。
というわけで、今回購入した物はコレです。HGSTの「HDS5C3020ALA632」現在では貴重な非AFTなHDDです。(それにしても長すぎる型番ですな)
回転数が5940rpmということで、現在出回っている7200rpmよりも回転数は劣りますが、そもそもデータ置き場&バックアップ用に購入したためスピードはあまり重視しないのと、HDDの温度が上がるのは精神的によろしくないためこれで満足です。
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ベンチマーク
さっそくベンチマークを取ってみました。
【検証】古い弦と新しい弦の音の違いを分析してみた。
※この記事は過去に書きかけだった記事を書き直してアップロードしたものです。
さて、今回は久しぶりに音楽ネタです。今回は古い弦と新しい弦の音がどう違うのかを、人間の耳ではなくコンピュータを使って分析してみました。
たかが弦、されど弦
ギターやベースを弾く人は「古い弦は音がこもって伸びない」、「新しい弦は音がきらびやかでコシがある」ということを常日頃から実感していると思います。実際にこれは耳で聞いても明らかにわかる違いなのですが、一体に何がその違いを生み出しているのでしょうか。
そこで今回は「スペクトラムアナライザー」というツールを利用して、古い弦と新しい弦の音の違いを分析してみました。スペクトラムアナライザーは音の中に含まれている周波数成分の強弱を視覚化できるという、ものすごいツールです。
まずはじめに、解析結果の見方を簡単に説明いたします。
画面の縦軸が周波数、上に行くに従って周波数が高くなります。そして、横軸が時間軸です。画面には赤や青の色の帯が見られますが、赤い色ほどその周波数の成分レベルが高いということを示しています。
新しい弦には倍音が豊富に含まれている!
手始めに、4弦の音(Eの音)をスペクトラムアナライザーを使って分析してみました。
するとどうでしょう、両者の間には非常に大きな違いが見られたのです。
最初に、新しい弦の音の分析結果です。日本語で無理矢理表記すると「グァーン」これでもか、というぐらいに倍音が出ています。金属的な響きも伴って、非常にクリアな音です。この金属的な響きはオペレーターがたくさん載っている高級なFM音源を思い出させもします。
一方こちらは古い弦の音です。これもまた日本語で無理矢理表記すると「クボーン(クとボは同時)」なんと驚いたことにピッキングした瞬間に倍音がガツッと出ただけで、以後は倍音がほとんど出ていません。新しい弦と聞き比べるとなんと下品な音でしょう。2オペレーターぐらいの安物FM音源でエレキベースの音を作成するとこんな音が出てたような・・・。
このことから、ベースの弦の煌びやかさを演出するには倍音成分がとても重要であることがわかります。しかし、倍音成分が重要な役割を果たすのはこれだけではありませんでした。
ミックスダウン時にも確実に現れる倍音成分の重要性
実は古い弦のままレコーディングされた曲をミックスダウンしていた時は、非常にやっかいな問題に悩まされていました。というのも、ミキサーでベースのパートの音量をいくらあげても、ベースが聞こえてこないのです。それどころか、音量は上がらないのに音圧だけは上がっていくのです。しかし、ベースが聞こえてこないため、音圧があがったところで意味がありません。私は恥ずかしながら古い弦が原因であるということに気づくのに、時間がかかりました。
しかしです。弦を変えてみてから改めてベースを録りなおしてみて非常に驚きました。
ベースの音量を上げなくてもしっかりとベースが曲の中で存在感を示しているのです!この時ほど弦を張り替えをサボっていた分の人生をドブに捨てた、と思ったことはありません。
そして、古い弦でレコーディングをしていたときは、ベースを前に出そうとしてイコライザーで中域を持ち上げていました。ところが残念なことにまったくといっていいほど改善がみられなかったのです。しかし今日この実験をしてみて原因がハッキリしました。そもそも弦が古すぎて中域が全く出ていないのにそれをいくらイコライザーで上げようとしても、上がるモノもとからないので上がるわけがなかったです。つまり、ゼロにどんな数を掛けようがゼロなんです。
ベースは低音楽器です。しかしベースの存在感や特徴的な音色を作り出しているのは紛れもなく低音の上に複雑に覆い被さる豊富な倍音成分です。もともと面倒くさがりで、弦の交換をサボっていた私ですがこのように実際に実験して耳ではなく目でも確かめると、今後はきちんと弦の交換を定期的に行うべきだと認識させられました。
マザーボード修理 ~ASUS KFN32-D SLI~
今回のご依頼はASUSのKFN32-D SLIのコンデンサの交換です。
このマザーボードは2006年に発売されたハイエンドサーバ・ワークステーション用のマザーボードで、Socket F対応CPU(主にAMD Opteron)がデュアルで搭載できるハイスペックマザーです。
依頼者様曰く、「このマザーボードはドスパラから発売されているdigistremaというDAW専用PCに使われていた物で、一週間ぐらい前から突然フリーズするようになり、HDDやメモリをチェックしてみた物の異常は見られず、ドスパラに修理依頼をしたがすでに廃盤になってしまったマザーボードのため修理を引き受けられない旨を告げられた。中を開けて見ると液漏れこそ見られない物のいくつかのコンデンサが膨張していた」とのことでコンデンサの交換のご依頼を頂きました。
同時に、予防処置として膨張していないコンデンサもすべて交換してほしいとのことで、38本のコンデンサの交換となりました。
参考までに依頼者様からお送りいただいた画像を掲載させていただきます。ごらんの通りハイスペックマザーにふさわしく固体コンデンサが使われていますが、コスト削減のためか液体コンデンサも併用いられています。さて、この液体コンデンサ、日本ケミコンの「KZG」です。私は個人的に知り合いのPCのコンデンサなんかも交換したりするのですが、日本ケミコンのKZGは例外なく膨張しています。よって、KZGは日本のメーカーのコンデンサの中でもとくに膨張しやすいように思われます。(メーカからもデータシートが削除されて無かったことにされているようですし・・・)
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さて、交換するコンデンサは以下の38本になります。基本的にマザーボード上にある日本ケミコンのKZGはすべて交換対象とします。
拡張スロット周辺に多数あるKZGはどれも膨張していないように見られますが、依頼者様のご希望通りに交換します。
問題の箇所はここ。チップセット周辺のKZG2本が膨らんでいます。
コンデンサを取り外した後のマザーボードの様子です。写真では拡張スロット周辺のコンデンサは膨張していませんでしたが、取り外してみると基盤に茶色い染みのようなものが見られます。コンデンサの下部から漏れ出した電解液の痕跡なのでしょうか・・・。おそらく膨張していない物も含めてKZGをすべて交換するという判断は正解だったようです。
交換に使用するコンデンサ。すべてサンヨーWGですが今回は大量にあります。
チップセット付近のコンデンサの交換が完了しました。
拡張スロット周辺のコンデンサも交換が完了。
今回は鉛フリーハンダを用いたマザーボードということで、半田ごての温度を常時高温に設定したこと、交換本数が38本あり、若干時間がかかってしまったということもあり、最後の4本を交換する前にコテ先がボロボロになってしまい、コテ先を新品に交換するというハプニングがありましたが結果として38本すべてを無事交換できました。
このマザーボードは本日午後10時を以て、依頼者様の元へと返送されました。
マザーボード修理 ~DELL Dimension 4500c 4台目~
今回のご依頼は、毎度お馴染みDELLのDimension 4500cです。
依頼者様曰く、「パソコンの動作が極めて不安定で、1時間に1回の割合で勝手に電源が落ち再起動されるため、中を調べてみたところ十数本のコンデンサが液漏れを起こしていた。自分で交換に挑戦したが失敗してしまいさらに不安定になってしまったため改めて交換をお願いしたい」とのことでご依頼を頂きました。
交換するコンデンサは以下の19箇所になります。
赤:6.3V 1500μF φ8(諸事情により2200μFに交換) 緑:6.3V 3300μF φ10 紫:16V 1800μF φ10 水色:6.3V 1500μF φ8 黄色:6.3V 1000μF φ8
さて、依頼者様がどのように交換が失敗したのか、こちらで調べてみました。すると次の写真のように玉ハンダができており、さらに加熱しすぎたためかスルーホールが破損していまったような痕跡が見られました。
CPU周辺の電源用コンデンサ1500μF 11本のうち、3本がうまく接続されていないようです。
無事に起動でき、修理前に発生していた「突然電源が落ちて再起動になる」といった現象も発生しなくなりました。おかげさまで完全に復活できたようです。本当に助かりました。ありがとうございました。
マザーボード修理 ~AOpen i975Xa-YDG~
マザーボード修理 ~FIC VC-31 3枚目~
今回のご依頼はFIC社のVC-31です。これで3枚目になります。
VC-31は主に拡張スロット周辺の小さなコンデンサが液漏れを起こすようなのですが、今回は依頼者様のご希望により膨張、液漏れを起こしていないCPU周辺のコンデンサも予防処置として新品のコンデンサに交換しました。
交換するコンデンサは以下の23本になります。
緑:16V 1800μF 10φ 赤:6.3V 1500μF 8φ 水色:10V 1000μF 8φ
CPU周辺のコンデンサ。ここには高品質なサンヨー製コンデンサが使われており、固体・液体のハイブリッド構成となっております。このうち液体コンデンサに関しては、まだ問題を起こしていないものの製造時期や使用年数から考えて容量抜けなどの劣化がか考えられるため新品に交換します。
VC-31で主に問題を起こすコンデンサは拡張スロットの付近にある小さいコンデンサです。
また、メモリスロット付近にあるコンデンサも同様に液漏れを起こしています。
交換に使用するコンデンサはいずれもサンヨーのWG。
CPU周辺のコンデンサを交換。元々のコンデンサもサンヨーだったこともあり交換後の見た目も変わりません。
初代iPodのバッテリーを交換しました。
本日は、今から10年前に購入した初代iPodのバッテリーを大容量の社外品と交換してみました。
壊れたと思った初代iPodが壊れていなかった件
実は、5年ほど前に私の初代iPodが動かなくなりました。それまでMacで使っていた初代iPodをWindowsで使おうと再フォーマットし、Windowsマシンに接続するもブルースクリーンが多発、そしてついにはiPodを認識しなくなるどころか充電さえできない状態になったのです。これはもうiPodそのものが壊れてしまったんだと思い、そのまま5年ほど放置していました。
しかし、最近ふとiPodをiMacに繋いで見たところ認識するどころか曲の同期までできるではないですか。どうやらハードウェアは全く壊れていませんでした。
では何が壊れていたのか。それは、iPodに付属のFirewireケーブルです。これが内部で断線していたらしく、Windows上でiPodを同期する際にブルースクリーンが多発していたのです。
それにしてもiPod発売当時の衝撃はすさまじいものがありました。なにしろそれまで私は音楽を外に持ち出す際にはポータブルCDプレーヤー+CD-Rという組み合わせでしたから(MDにはいまいち魅力を感じなかったため購入には至りませんでした)、1000曲も入って一瞬で曲を切り替えられる、それに振っても揺らしても音飛びしないiPodの登場に非常に興奮したものです。当然私は発売日に衝動買いしていしまいました。
しかしさすがに10年前に発売された製品です。バッテリーはへたっており、10分も曲の再生をすればバッテリー切れに。
Appleのバッテリー交換サービスではもう受けつけてもらえないようだった。
そこではじめに考えた事はAppleのバッテリー交換サービスを利用するということです。ご存じの通りAppleは古くなったiPodのバッテリー交換サービスを行っています。実はこれ、申し込むとバッテリーどころか本体まで新品になって返ってくるという素敵すぎるサービスなのですが、申し込むには本体のシリアル番号が必要です。
試しに私のiPodのシリアル番号を打ち込んでみたところ・・・。
「シリアル番号が見つかりません」出てきました。さすがに発売から10年も経っているとサポート期間も過ぎてしまったようです。
大容量が魅力の社外品バッテリー
この際ですから社外品の大容量バッテリーに換えてみることにしました。
今回入手したのは「Pod 1G&2G用 互換バッテリー2200mAh」 元々iPodに入っていたバッテリーは1200mAHですから8割近い容量アップです。私はここのショップで購入したのですが現在売り切れてしまっているようです。![]()
このセットにはバッテリーのほかにiPodを分解するための工具が付属しています。
バッテリーは思いの外柔らかかったのでびっくりしました・・・。![]()
付属の工具をiPodの隙間に差し込み、iPodの周りをぐるっと一周させます。すると裏蓋がカパっと外れます。なお工具の差し込みには予想以上に力がいります。![]()
バッテリーはハードディスクのすぐ上にゴム版で接着されています。![]()
初代iPodを若い人に見せると「ありえないぐらい分厚い!」という反応が返ってきておもしろいです。
それにしても、改めて初代iPodを使ってみると、フラッシュメモリベースのiPod touchに慣れてしまった身としては、曲を選んでから再生されるまでの「間」がえらく長く感じました。曲を選んで再生ボタンを押すと「キュイーーーン」とハードディスクが回り出してしばらくしてから曲の再生が始まるのです。購入当時はそんなに気にならなかったのですが、慣れとは恐ろしいものですね。
