マザーボード修理 ~DELL OptiplexGX260 4台目~


 今回のご依頼は、またまたDELLのOptiplexGX260です。これで4台目です。本当に多いですね(汗
依頼主様によりますと、「OptiplexGX260が不調になりコンデンサの交換を試みたが、いざ、ハンダを溶かしてコンデンサを外そうと試みましたが、ハンダが溶かせず…。」とのことでご依頼をいただきました。

というわけで、早速マザーボードを見てみると・・・・毎度おなじみの箇所のコンデンサがダメダメになってますね・・・。
DSCF8961.jpg
さらに忘れてはいけないのがメモリスロットの上についているニチコンHM。これもこの機種では膨らむコンデンサの定番になっております。
DSCF8959.jpg
取り外したコンデンサ。製造時期を見てみますと、2002年の49週とのこと。なんだかんだで8年間使えていたって事になりますな。
DSCF8987.jpg交換に使用したコンデンサ

ルビコン 超低ESR小型アルミ電解コンデンサ 6.3MCZ2200M
6.3V 2200μF 10Φ×20mm 11本
今回は依頼者様がこのブログの過去の修理事例を参考に、コンデンサをあらかじめご用意して下さっていたので交換作業がスムーズに進みました。
DSCF8964.jpg

それでは早速交換です。
まずはCPU周辺のコンデンサをサクっと取り替えます。実際は時間がかかるのでサクっとはいきませんが・・・。
DSCF8975.jpg
次にメモリスロット付近のコンデンサも替えます。
DSCF8971.jpg

今回は部品をあらかじめ用意して頂いていたという事もあり、マザーボード到着後すぐに交換作業を行い返送する事ができました。

その後依頼者様から

ありがとうございます!!!!!見事立ち上がりました!!!!
あんなにフリーズを繰り返していたのに、もうまったく問題ない感じです。
無事、ウインドウズの再インストールをすることが出来ました。

とのご報告を頂きました。
これにて一件落着です。