依頼者様によりますと「CPU傍のコンデンサ6本が液漏れ、膨張を起こしたため交換を依頼」とのことでご依頼を頂きました。その他にも、オーディオジャック付近の小さなコンデンサが何らかの拍子に外れそうになってしまったためそちらも交換して欲しいとの要望も頂きましたのでそちらも併せて交換することにしました。
例によってCPU付近の6本のコンデンサ、日本製品ではありますが不良品ロットのニチコンHMが使用されており、頭がぷっくり膨らんでおりました。
これが依頼者様曰く、「何らかの拍子で外れかけてしまっているオーディオジャック付近の小さいコンデンサ」。通常なら相当の力を加えなければこんな風にはならないのだが・・・。
交換に使用したコンデンサ
ニチコン 低ESR解コンデンサ 6.3V 3300μF UHM0J332MPD×6本
パナソニック 超小型電解コンデンサ 16V 10μF ECEA1CKS100×1本ちなみにCPUやチップセット、メモリスロット付近など所謂低ESRなコンデンサが必要な部分では、特に指定が無い限りニチコンHMかルビコンMCZを使っています。実はこれよりも高価でハイグレードなニチコンHZとかルビコンMHZなんてものもあるのですが、こちらはどうしても必要な場合(必要な容量とサイズがどうしても手に入らない場合)や依頼者様から直接指定があった場合を除いて使っていません。(なにより高価ですので)