今回のご依頼は、A8N-VMの小さなコンデンサ21本を新品のコンデンサへと交換する作業です。
このマザーボードは2005年頃に発売になったマザーボードで、時期的には徐々に日本のメーカーのコンデンサの採用量が増えて来た時期でもあります。日本のメーカーコンデンサとはいえど、5年も前のマザーボードですからやはり電解コンデンサの宿命と言いましょうか、若干ではありますが膨張しているコンデンサがいくつか見られます。
取り外したコンデンサは日本ケミコンのKMGシリーズ、6.3V 820μFです。
派手な液漏れや膨張は見られないものの、頭部に微妙な膨れがあるコンデンサがいくつかあります。
しかしながら21本の取り外し作業はなかなか大変でした(汗
超低ESR小型アルミ電解コンデンサ 6.3V 820μF 6.3MCZ820M 8φ×11.5mm (ルビコンMCZ)21本
通常この部分のコンデンサは1000μFの物が多く使われているのですが、おそらく820μFなのはコストダウンを狙った物と思われます。
無事交換が完了しました。
さすがに、21本は大変でした!